冴えない彼女の育て方 fineを見終わって

冴えない彼女の育て方 fine公開からもうすぐ2ヶ月経つので感想という名の自分用メモ。

ネタバレ満載に加えて個人的な意見や見解などが多数含まれておりますので悪しからず。

週替わりの特典があったため、毎週見に行っていましたが(計8回見た)、毎回違った楽しみ方があり全く飽きない作品でした。

以下、個人的に特に好きなシーンを何点か(全部好きだけど書ききらないので抜粋)

 

・打ち上げで焼肉を食べているシーンの英梨々

ライブの打ち上げでみんなで焼肉を食べているシーンでの英梨々。

安芸君と出海ちゃん、恵と伊織が会話をしているシーンの奥でひたすら肉を食らう英梨々が可愛くて好きですねぇ。

焼肉屋でのシーンでもう一つ好きなシーンは「私たちアニメ版ではうんたらかんたらで劇場版のモブ的扱いには~~~」のメタ発言の場面。

メタ発言の通り、エンドロールのキャストの順番が焼肉屋の店員よりも下だったのは流石に笑ってしまった。

 

・恵と安芸君が巡璃15のプロットの話をするシーン

最初は気づかなかったシーンだったが、アニメ二期(以下♭)を見返していて気付いたシーンの一つ。

悲しいことがあって号泣してしまう主人公に対するヒロインの対応の場面、♭の最終話の坂のシーンのオマージュとは恐れ入った。そのシーンに気づいた時は鳥肌ものでした。お互いを名前で呼び合うシーン(♭で失敗してた)も初々しくて好きですねぇ。

 

・9月23日の土曜日のロケハンのお話

「知~らないよ~」の破壊力。これに尽きる。

 

・安芸君が病院で恵に電話を掛けるシーンの詩羽先輩

詩羽先輩の震え交じりの溜息。とても突き刺さるものがあった。

 

・安芸君と町田さんが大阪に行く新幹線での会話

「情熱じゃ会社は動かない、けれど情熱がないと人は動かない(うろ覚え)」

的なシーン。とても胸にぶっ刺さりました。いい言葉ですなぁ。

 

・波島家にて、美智留が2階いる伊織に話しかけるシーン

下から上に向く美智留の表情、とても好きです。

出海ちゃんも表情豊かでとてもかわいいと思います。

 

・フィールズクロニクル制作が終了し、安芸君が帰った後にカットが変わるシーン

初回視聴時はとても驚いたシーン。まさかタイムリープ??と思ってしまった。

多くは語らない(というか多すぎて語れない)

英梨々の涙は反則ですね。

加えて、詩羽先輩がとても苦労人だなと感じるシーンでもありました。

「倫理君の恋を応援する」

この言葉、並大抵の覚悟がなければ出るセリフじゃないなと思います。

初回視聴時は泣きました。泣くよねぇあれは

 

・安芸君が恵に告白するシーン

言わずもがなの名シーンですね。ここも泣きました。

安芸君の「憧れでもこだわりでもない」という一言、とても深い一言だと思います。カットが変わるシーンの演出も素晴らしかったです。

ULTIMATE♭が流れ始める際の恵の「私の望んだとおりだよ」というシーン、一度勘違いして「私の望み通りだよ」に聞こえてしまってやべぇ加藤恵サイコパスか!!!ってなったのはまた別のお話。

その直後のカットが変わり、紅坂朱音の「フンーーー!!!!」には毎回笑ってしまう。

どうしてあのシーンを余韻無しでくっつけたのだ…。いや余韻がないからこそシュールで味が出ているので個人的にはかなり好きだが()

 

・英梨々と安芸君の会話(安芸君の家の前)

「私のこと、好きだったーー???10年前、好きだったーー???」

はいここ駄目でした。泣きますね。

10年間色々抱えてきたものから解放された(というより吹っ切れた)感じのシーンだなぁと思い、とても感慨深かったです。

安芸君の、「離れていくお前を追うことをやめてごめんな」など謝罪をした後に「でもまた戻ってきてくれてありがとな」とお礼をちゃんと言うシーン、とても人間味があっていいなと感じました。育った(成長した)のはメインヒロインだけじゃなくて主人公もちゃんと成長していたんやなって改めて感じたシーンでした。

 

・お 風 呂 ! !

まず思ったことは英梨々ほっっっっそいなと…

恵と英梨々のお風呂での会話は英梨々目線からしたらとてもいたたまれないものがあるんだなぁと思ったなぁ…

恵の「2人の追いつかない者同士ちょうどよかったのかもしれない。」という一言、ある種皮肉めいていて英梨々が「なによそれ」と言いたくなるのもわかる気がします。英梨々の涙には総じて弱いのでここも若干泣きました()

 

・DREAM TEAM TRIANGLE

冴えカノfineで一番好きなシーン。

詩羽先輩、英梨々の掛け合いが素晴らしい。

安芸君は霞ヶ丘詩羽と澤村スペンサー英梨々に恋をしていたのではなく、霞詩子と柏木エリに恋をしていたんだなぁってわかるようなシーンでもうこれ泣いちゃうよね。

詩羽先輩も絶対泣きたかったと思うシーンだけど、ちゃんと泣かずに英梨々を慰めてあげるところは本当に優しい人なんだなと思いこれもまた泣ける。

坂の上にある英梨々の家から朝日が昇ってくる演出もとても好き。それでも涙をぬぐいながら前へと進んでいく英梨々と詩羽先輩。これも泣く。

新企画のお話もちょこっと出ていたし、特典3冊目を読んだ後に見るとまた違う見方になりました。何回見ても泣きますねここは。

このシーンは全部泣いてました()

 

・エンディング

安芸君と恵が手を繋いだ瞬間に入るエンディング(glory days)、入り方が卑怯ですねこれは。最高以外の何物でもない。まごうことなき加藤恵のための曲である。

エンディングの最中の冬コミ3日目の出海ちゃんが完売して\(^o^)/しているシーンとても好きです。オワタではないです。

冬コミ後の卒業式のシーンも物凄い好きなシーン。恵と英梨々が抱き合っているカットはもしかしたら一番好きなカットかもしれない。原画集に入っていたのを見つけた時は踊り狂ったように喜んだ記憶があります。

エンドロールに変わる寸前のシーン、安芸君と恵が坂の下に立ち恵が坂を上っていくシーン、エンディングのglory daysの「この坂道、並んで登り切ったなら」の歌詞と合わさってエモエモのエモ(急に語彙力を失う)

坂を上り切った後、恵の「あなたの、メインヒロインになれたかな?」という一言、その一言を聞いた瞬間「な゛れ゛た゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛!゛!゛!゛!゛!゛」って俺の心の中の藤原竜也が出てきました。もちろんここも泣きました。

 

・茶番(エピローグ)

夢゛が゛叶゛っ゛て゛よ゛か゛っ゛た゛な゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛!゛!゛

恵が左手の薬指に指輪をしている1カットのアレ(7週目特典参照)、本当に1カットだけしかはっきり映っていない??っぽくて良い演出の仕方だなぁ~と。

♭の8話で安芸君が「みんなで打ち上げがしたいだけなんだ!」的なことを言っていたのを映画を見ていて思い出して、クリエイターとしてみんなで仕事ができるという"夢"に加えてみんなで打ち上げ(的な)ができた"夢"も叶えられて、本゛当゛に゛良゛か゛っ゛た゛な゛ぁ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!゛!゛!゛!゛

安芸君が鍋の具材を持って行くシーンで恵と英梨々が一瞬ニコッって顔を合わせる瞬間、とても好きです。ホント一瞬だけどね。

 

・最後に

「今度こそ、おしまい」のフォントが♭最終話の「おしまい」のフォントと全く同じであぁ、本当におしまいなんだなぁって感慨深くなりました……。

BD出たら絶対買います。狂ったように見ます(´゚д゚`)

 

・総評

冴えない彼女の育て方fineのここが良い

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